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素人の方が出来る作業!?



最初に謝っておきます。
本職の方には失礼かもしれません。また、素人の方からすれば、上から目線に感じるかもしれません。

あくまで私が思う、素人の方でも出来そうな作業を簡単に挙げてみました。
とは言っても、修理は故障の原因を的確に見抜く事が重要ですが…

◇管理機
スパーク・プラグ交換、キャブレータ掃除、エンジン・オイル交換、リコイル・スタータの紐交換、アクセル・ワイヤ交換、タイヤの空気入れ、爪交換…
◇草刈機(刈払い機)
スパーク・プラグ交換、キャブレータ掃除、燃料ホース交換、燃料フィルタ交換、リコイル・スタータの紐交換、アクセル・ワイヤ交換、刈刃交換…
◇トラクタ
バッテリ交換、エンジン・オイル交換、エンジン・オイル・フィルタ交換、ロータリのオイル交換、冷却水交換、エア・クリーナ掃除、燃料フィルタ交換、ディーゼル・エンジンのエア抜き、ユニバーサル・ジョイントのグリース・アップ、タイヤの空気入れ、爪交換、ロータリの着脱…
◇コンバイン
バッテリ交換、エンジン・オイル交換、エンジン・オイル・フィルタ交換、刈取刃交換、ワラ切刃交換、引起こしチェーンの張り調整、搬送チェーンの張り調整、ベルト交換(外側)、足回りのグリース・アップ…
◇田植機
バッテリ交換、スパーク・プラグ交換、エンジン・オイル交換、植付け爪交換、ブレーキ調整…
◇乾燥機
ベルト交換、昇降機のバケット交換…
◇籾摺機
ゴム・ロール交換、ベルト交換、昇降機のバケット交換…

上記以外にも出来る作業はあると思いますが、
基本は、まず「やる気」と「工具」を持っている事です。

工具と言っても、ドライバとスパナだけでは何ともなりません。
上記の作業をするには、ある程度の工具は必要になってきます。

◎簡単でも、すんなりいかない作業

→割りピンを外す
通常、プライヤなどで整形してから引き抜くか、ハンマで叩いて抜きますが、真っ直ぐ整形出来ずなかなか抜けない場合があります。
→スナップ・リングを外す
工具が悪いのか技術不足なのか、滑って上手く掴めません。



◎簡単に見えがちな作業!?

→トラクタのブレーキの遊び調整
トラクタのブレーキの遊び調整は簡単に出来そうな気がしますが、アジャスタのナットが硬くて緩まないこともあるし、トラクタによっては自動ブレーキと倍速装置が絡んでくるので、単にブレーキの遊び調整だけで良くない場合があります。
しかし、旧式の自動ブレーキも倍速装置もないタイプなら、その限りではありません。
→トラクタのチェック・チェーンを張る
所謂ターン・バックルなので、きれいに洗って定期的に注油しているものは問題ないですが、通常は泥と錆で膠着して、まず張ることも緩めることも出来ません。
→トラクタのミッション・オイル交換
ミッション・オイルはトラクタによりますが、大まかには10~40ℓ入っています。
つまり、素人の方は処分に困ります。
→コンバインの掃除
使用後はきれいに掃除しますが、しっかり掃除をするには、近所の方に迷惑をかけない場所とコンプレッサが必要になります。
そして、掃除は本体だけで1~3時間かかり、ある意味簡単とは言えません。
また、足回りの泥落としも1~3時間かかります。
体は埃まみれで大変汚れるし、それなりの重労働だと思います。

他にも、数多くの作業があります。

設備と技術がある農機具店は、知恵を出し経験を活かし多くの困難に対処している!?と思います。

また、多くの農業関係者の皆様に支えられて、生活が成り立っていることに感謝しています。



作成日:2012/12/14