整備時に知っていれば助かるちょっとしたコツ3

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本職ではなく日曜大工的に行う整備や修理では、ちょっとした事で作業が進まなくなることがあると思います。

「こんな時どうすれば良いか」などと、最善の方法をなかなか思い付かないかもしれません。

人それぞれやり方があり、本人が良いと思う方法で行えばいいと思いますが、実際に私が行っている方法を少し述べてみます。


◎ロータリのベベル・ギヤ・シャフトにスナップ・リングをかける方法

ロータリのチェーン・ケースで、ベベル・ギヤ・シャフトにスプロケットを取り付けた後に、スナップ・リング(軸用)を取り付けようとしても、左写真のようにベベル・ギヤ・シャフトが遊び分だけ奥に入ってしまい、スナップ・リングをかけれない事があります。

こんな時の対処法の1つです。

磁石を使いベベル・ギヤ・シャフトを引き出します。

馬鹿馬鹿しい方法ですが、強力な磁石があれば使える方法です。

もう1つ方法を挙げるとすれば、ロータリを左下がりにして、チェーン・ケース上部で強度がありそうな箇所をハンマで軽く叩きます。

大抵の場合、振動で出てきます。

左写真のようにスナップ・リング溝が見えていないと、スナップ・リングは取り付けられません。

軸用スナップ・リング・プライヤを使い、スナップ・リングを取り付けます。

ちなみに、このベベル・ギヤ・シャフトを入れる時は、鉄パイプを使います。

とても楽に挿入できます。


◎田植機の植付アームの排油を分解せずに行う方法

田植機の多くは、植付アームにグリースや油を補給しようとしても、実質古い油を抜かないと出来ません。

そんな古い(劣化した)油を簡単に抜き取る(吐き出す)方法です。

左写真のように、エア・ガンのノズルに漏斗を指し込みます。

ノズルに合う口径の漏斗を偶々見つけました。

植付アームを最下位置にして、給油口にエア・ガンのノズルを差し込みエア吹き洗浄します。

廃油が跳ね返ってきますが、漏斗があるので自分にはかかりません。

こちらは、給油口が真後ろを向く位置にして洗浄しています。

苗載せ台回りが汚れるので、適当に段ボールの端切れを当てています。

植付アームを前項の位置にして行うより回りは汚れますが、排油はし易いかもしれません。

廃油が白いのは、水が混入している証拠です。

また、どの位置にして行っても地面は廃油で汚れます。

飛散しなくなるまでエア吹き洗浄します。

途中で付着した廃油の汚れは、給油してゴム栓をした後に高圧洗浄機で洗うので気にする必要はありません。

パーツ・クリーナでの洗浄もいいですね。