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草刈機修理

プライマリ・ポンプが凹んだまま(BF0251H) / プラグ・キャップ・スプリング交換(TRZ260EZ)



BF0251H キャブレータ プライマリ・ポンプ 凹んだままロビン草刈機BF0251Hで、プライマリ・ポンプが凹んだままです。

当然、燃料供給出来ないのでエンジンはかかりません。

キャブレータと燃料フィルタの状態を確認する必要があります。

BF0251H 燃料フィルタ ゴミ付着燃料フィルタを外してみると、水気混じりのゴミで覆われています。

これでは、燃料を吸上げる事が出来ません。

燃料タンク内と燃料ホース内も掃除が必要です。

BF0251H キャブレータ 分解 ダイヤフラム・メタリング ニードル・バルブ回り 汚れキャブレータを分解してみると、燃料供給に関わる部品回りが酷い状態です。

水を吸込んだ汚れですね。

BF0251H キャブレータ 分解掃除キャブレータを分解掃除します。

当然、キャブレータ・クリーナを使って汚れを落とします。

ほぼ全ての部品を外しての分解掃除ですが、メタリング・レバー・スプリングはとても小さく、尚且つ指で掴んだ感触が殆どない部品なので、無くさないように注意します。

BF0251H キャブレータ ニードル・バルブ 取り付け燃料制御弁であるニードル・バルブを取り付ける時は、左写真のように指先を器用に使う作業になるので、メタリング・レバー・スプリングを飛ばして無くさないように注意します。

BF0251H キャブレータ ニードル・バルブ 取り付け後メタリング・レバー・ピンの固定ネジ(+)を締め付けた後は、ニードル・バルブを含むメタリング・レバーの動きが正常か確認しておきます。

ダイヤフラム・メタリングは硬化気味でしたが、とりあえずこのままいきます。

BF0251H 燃料フィルタ 交換後燃料ホースはエア吹き洗浄して再利用しますが、燃料フィルタは交換します。

燃料タンク内も汚れが溜まっていたので、キャブレータ・クリーナを吹き付けて汚れを溶かしてから、ガソリンで濯ぎ洗い流します。

酷いピンボケ写真になってしまったのですが、一応これでも明瞭化してあります。

BF0251H キャブレータ エア・クリーナ 取り付け前キャブレータを取り付け、エア・クリーナを取り付ける前に直ったか確認します。

プライマリ・ポンプを何回か押して燃料を吸い上げ、エンジンも調子よく始動したので良しとします。



TRZ260EZ プラグ・コード スプリング 変形 プラグ・キャップ 取り外し後ゼノア草刈機TRZ260EZで、プラグ・コードのスプリング交換です。

プラグ・キャップをプラグに嵌めれない症状です。

エンジン・カバーを外し、プラグ・コードからプラグ・キャップを引き抜き外してみると、スプリングは酷く変形しています。

これでは、プラグ・キャップをプラグに嵌める事が出来ません。

プラグ・コードからスプリングを外します。

TRZ260EZ プラグ・コード スプリング 取り付け前プラグ・コードには、外したスプリングの固定跡である穴が2つ開いています。

新しいスプリングをしっかり固定させるには、古いスプリングの固定(差し込み)跡を避けて固定させる必要があるので、プラグ・コードの先端を5㎜くらいニッパで切断します。

左写真で分かるようにプラグ・コードの長さは十分余裕があるので、少々カットしても大丈夫です。

TRZ260EZ プラグ・コード スプリング(新品)新品のスプリングです。

2つの尖った部分はとても重要で、プラグ・コードとの固定と銅線との接続をします。

スプリングをプラグ・コードに正しく取り付けると、スプリングの巻き部もプラグ・コード先端の銅線に触れるので、より確実にスパーク・プラグに通電させる事が出来ます。

TRZ260EZ プラグ・コード スプリング 取り付け後左写真のようにスプリングを取り付けます。

プラグ・コードを捻らず自然な状態でスパーク・プラグの端子に近づけ、スプリングを端子の位置に合わせて、2つある尖った部分(針)をどちらか片方から順に、プラグ・コードの中心あたりに指で差し込みます。

スプリングの巻き部がプラグ・コード先端に接触する位置を考えて行うのも大事です。

2つともある程度差し込んだら、プライヤを使ってしっかり差し込みます。

TRZ260EZ プラグ・コード プラグ・キャップ 取り付け後穴の向きを合わせて、プラグ・コードにプラグ・キャップを取り付けます。

潤滑剤を吹き付ける事によって、差し込み時にスプリングを変形させず簡単に行えます。

TRZ260EZ プラグ・キャップ 取り付け 確認エンジン・カバーを取り付け、プラグ・キャップをスパーク・プラグに取り付けます。

スプリングがスパーク・プラグの端子に収まる感触を確認しながら、プラグ・キャップを押し込みます。

やみくもに慌てて押し込むと、再びスプリングが変形してしまう恐れがあります。