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ポンプ、噴霧機、散布機修理

エンジンが始動しない(RS2620H) / キャブレータ分解(NF601、FH602H) / プライマリ・ポンプ交換(MD431)



RS2620H タンク・スイッチラビット背負い動力噴霧機RS2620Hで、エンジンが始動しません。

単に、タンクが空になっているだけでした。

また、作業中にタンクが空になるとタンクSWが働き(安価なものは例外)、スパーク・プラグの火花が出なくなりエンジンは停止します。

ポンプを護るためのものですね。

RS2620H タンク内タンク内です。

左から、戻りホース、タンクSW、吸水フィルタです。



NF601 キャブレータ 分解ロビン動力散布機NF601で、キャブレータの分解掃除です。

散布機のキャブレータは独特で、ダイヤフラム式とフロート式の良いところを合わせたような構造になっています。

NF601 キャブレータ 分解 ダイヤフラムダイヤフラム・ボディからダイヤフラムを取り外す時(交換時など)は、とても小さなスプリングが2つ入っているので、無くさないように細心の注意が必要です。

メイン・ノズル回りは単純な構造なので、詰まっていても直り易いキャブレータです。



FH602H キャブレータ 分解掃除ロビン動力散布機FH602Hで、キャブレータの分解掃除です。

もっとも部品数が少ないフロート式キャブレータです。

メイン・ノズルは嵌め込んであるだけですが、無理に取り外す必要はありません。

経験上、オーバー・フローのトラブルが多いキャブレータですが、殆どが古い燃料を残したままにした事が原因です。



MD431 エア・クリーナ キャブレータ 取り外し後ゼノア動力散布機MD431で、プライマリ・ポンプが破れてエンジンをかけれません。

念のため、キャブレータのベンチュリから燃焼室に向かって潤滑剤を吹き付け、クランキングして初爆を確認します。

確認が出来たので、プライマリ・ポンプを交換するためエア・クリーナを外し、キャブレータ(ダイヤフラム式)を外します。

MD431 キャブレータ プライマリ・ポンプ 取り外し前キャブレータから4本のスクリュを外します。

MD431 キャブレータ 取り外し後 プライマリ・ポンプ破れたプライマリ・ポンプを外します。

キャブレータを分解したついでに、キャブレータ・クリーナでキャブレータ内を掃除しておきたいところですが、諸事情で今回はプライマリ・ポンプだけを交換して組み付けます。

MD431 キャブレータ プライマリ・ポンプ 交換後キャブレータに新しいプライマリ・ポンプを取り付け、4本のスクリュを締めて押さえ板を固定します。

MD431 キャブレータ エア・クリーナ(ケース・カバー) 取り付け後キャブレータをエンジンに取り付けた後は、プライマリ・ポンプをペコペコして燃料の吸い上げげを確認し、エンジンのかかりも良く、吹け上がりもアイドリングも問題なく調子いいので、これでOKです。