トラクター修理4

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トラクターの修理、分解などの写真集です。
何の法則性もなく入れてありますので、あしからず…

ヤンマー・トラクタF20DのUFOマチックが自動も手動も作動しません。
ユニットもセンサも故障しているらしく、せめて手動だけでも使えればということだったので、自作で手動回路を作ります。
リフト・シリンダを作動させる3つ口コネクタの電磁弁は故障していないので、この電磁弁を作動するように回路を作り変えます。
ちなみにコイル抵抗は、それぞれ6Ωくらいだったと思います。

UFOマチックのユニットを分解します。
このように手動も自動もこの制御盤で制御しています。
この制御盤を使わず、新たに機械式リレーを2つ使うだけです。
ここではエーモンのc接点リレーを使いましたがが、a接点リレーで十分です。

手動のスイッチ線を3本切って、別配線を結線します。
トラクタ本体の外部出力用線(ギボシ端子)から12Vを取り、スイッチの中間線(黒線)と電磁弁コネクタの横端子(赤線)に繋げます。
ここで使った配線は、乾燥機電源で使っているキャブタイヤの余りです。

安全フレームに穴を開け、同じリレーを2つ取り付けます。。
青線-黒線がコイル線なので、スイッチの両端線をそれぞれの青線に繋ぎ、黒線はアース線になります。
黄線はNO(ノーマル・オープン)なので、電磁弁コネクタの縦端子2本線をそれぞれに繋ぎます。
赤線はC(コモン)ですが、アース線を繋ぎます。
また、NOとCに繋ぐ線を逆にしても同じ回路なので問題なく作動します。
白線は使いません。

UFOマチックの取り付け位置は、既に改造されて変わっていたため、このようになります。
キャブタイヤに沿って配線してある赤線は電源線です。
使用時に流れる電流は2~3Aですが、突入電流と逆起電力を考慮して10Aのヒューズを入れました。
しかし、トラクタ本体側で既に同じ10Aのヒューズを経由していたため、必要なかったですが…。

後部カバーを少し切り抜いて配線を通しました。
切り口から配線が破れないように保護テープを張っています。
今回は、マイコンは一切関係ない手動なので、保護回路を設けずダイオードや抵抗は使いません。
また、リレーの容量も十分大きいので問題ないです。
スイッチを押して反対に作動するなら、リレーの青線に繋げたスイッチの両端線を入れ替えます。



イセキ・トラクタTF23Fのラジエータのコアから水が漏れています。
ラジエータを取り外す必要があるので、ドレン・ボルトを取り外し、冷却水を抜きます。
ドレン・ボルトはエンジン・フレームの右側にある白いプラスチックの蝶ボルトです。

ゴム・バンドを外しエア・クリーナをずらして、ファン・カバーの固定ボルト(頭部10㎜正ネジ)4本 と、左右の側板にあるラジエータの固定ボルト(頭部12㎜正ネジ)4本を取り外します。

循環ホース(アッパ・ホース、ロア・ホース大小)を取り外します。
固定バンドのボルト(ネジ)を十分に緩め、ウォータ・ポンプ・プライヤなどを使いバンドのへばり付きを取ります。
ロア・ホースは、狭くて外し難いので、上写真のように大きいマイナス・ドライバの先端を使って、ホースをおこすなどして少しづつ抜いていきます。

ラジエータを取り外します。
ファン・カバーは、エンジン側に倒しておきます。

コア交換した修理後のラジエータです。
見た目は、新品みたいです。

ラジエータを取り付けます。
防塵カバーを入れたまま取り付けると、バッテリと接触してもフィンを傷つけずに行えると思います。
最後は冷却水(LLC+水)を入れて、エア抜きする通常の手順で完了です。



すでに部品供給ができない状態にある、日の本の古い尾輪のベアリング交換です。
ツバのない金属の薄いプラグが使われていて、これを再利用するため、取り外す時に壊す訳にはいきません。
上写真のように、ディスク・グラインダで1箇所だけ削ります。
密着面を削り過ぎないように気を付けます。

削った箇所から密着面に、マイナス・ドライバの先端をハンマを使って差し込んでいき、プラグをおこして取り外します。
そして、軸用スナップ・リングを取り外します。

酸素アセチレン溶接を使い、ベアリングを切断し軸を取り外します。
組み付け時、オイル・シール、ベアリング、スナップ・リングは規格品を使い、プラグは液体ガスケットを塗って取り付け、縁をハンマで叩いて抜け落ちないようにかしめます。

ニプロ畦塗り機UZ300の尾輪のベアリング交換です。
前項の尾輪と違って、今のところ部品供給は可能なので、プラグは壊して取り外します。
ツバが付いたよくあるタイプのプラグなので、簡単に取り外せます。

前項の尾輪は、酸素アセチレン溶接を使いましたが、この尾輪はフォーク・リフトの爪の上に置き、ハンマで叩いて軸を取り外しました。
直接叩くと、軸頭は潰れ変形するので、ハンマなどをあてがって、その上を大ハンマで叩きます。
ある程度抜けたら、適当な丸棒などをあてがい、その上を叩きます。

ベアリングは原形を保っていますが、完全にグリース切れで回りません。
尾輪修理で困る事は、軸のオイル・シール摺動面にシールのリップ跡が付き、段差ができて密閉性が落ちることです。
この尾輪のシール摺動面は、リップ跡はなかったのですが、錆びで腐食が進んでいました。
あまりに酷い場合は、軸を旋盤加工して作り直すことも考えますが、大抵はそのまま使用します。



クボタ・ロータリRSP125で回すとゴトコト音がします。
すでに耕運軸がベアリング・ケースに対して下がっています。
ベアリングの破損は間違いないので、プラグを取り外してみます。

思ったとおり酷い状態です。
玉が幾つか無くなっています。

サイド・プレートを取り外します。
耕運軸の継ぎ手にスタッド・ボルトが2本付いているため、耕運軸だけを先に取り外すことが出来ません。
フロント・カバーは、ロープと馬ジャッキを使い下がらないようにしておきます。

酸素アセチレン溶接を使い、ベアリングとオイル・シールを取り外しました。
回動式なので、回動プレートがベアリング・ケース(サイド・カバー下部)の外周に取り付きます。

クボタ・トラクタGL32でポンパ・レバーが折れました。
ステアリング下のカバーを取り外します。
カバーは、3本のボルト(頭部12㎜)で固定されています。

ポンパ・レバーを取り付けます。
決まった位置でしか取り付かないようになっています。



クボタ・トラクタGL280でバック・アップが作動しません。
バック・アップ・スイッチONで、メータ・パネルにランプは点灯するので、マーカ・スイッチ(マイクロ・スイッチ)の不良を疑います。

ステアリング下のカバーを取り外します。
カバーは、3本のボルト(頭部12㎜)で固定されています。
やはり、マーカ・スイッチが折れていました。
使用時間が1000時間を越えると、いろいろと消耗しますね。

マーカ・スイッチを交換します。
固定ネジ(+)は、角度がなく締め難いです。
バック・レバーを入れた時に、このスイッチが入って作業機が上昇する仕組みです。

クボタ・トラクタGT26でセル・モータが回りません。
単に、主変速レバーのところにあるニュートラル・スイッチ(セーフティ・スイッチ)の接触が悪かっただけです。

また同じ症状になる恐れがあるので、所有者の了解を得て、ニュートラル・スイッチを経由しないように、ギボシ端子を外し短絡しました。
これで、主変速が何速になっていてもセル・モータは回ります。

コバシ・ハローPS200Yの爪配列です。
このハローの爪配列は、真ん中から見て左右対称になっています。
つまり、ロータリと同じ爪配列です。