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トラクター作業機修理

ロータリのPIC軸オイル漏れ(RKA170) / ヒッチ取付部の改造 / 均平板の三角部自作(RA1450) / 耕運爪交換(UR316 TS151Z) / オート・ジョイントのベアリング破損(GL321)



RKA170 PIC軸 シール・ケース 固定ボルト 取り外しイセキ・ロータリRKA170で、PIC軸のオイル漏れです。

耕運軸のオイル・シールも交換だったので、このようにロア・リンクに2点吊りで行いました。

しかしながら、回動式ロータリはやり難いです…。

RKA170 PIC軸 シール・ケース 取り外しシール・ケースは、固定ボルト(頭部14㎜)を4本外すだけで簡単に外せます。

PIC軸のがた付きはなくロータリ回転時の異常音もなかったので、スラスト・ベアリングは交換はしません。

RKA170 PIC軸 シール・ケース オイル・シール Oリング 取り外し外したオイル・シールとOリングです。

交換するのはこの2つです。

PIC軸に限って言えば、このようにとても簡単です。



コバシ・パディ・ハロー JIS標準ヒッチコバシ・パディ・ハローで、ヒッチ取付部の改造です。

ヤンマー・クイック・ヒッチ(A-Ⅱヒッチ)でドッキングできるように改造します。

ヤンマー・クイック・ヒッチ シャフト・インペラヤンマー・クイック・ヒッチなので専用のシャフト・インペラを取り付けます。

コバシ・パディ・ハロー ヤンマー・クイック・ヒッチ 改造本体に溶接せず、ボルトでの取り付けにしました。

他、ハローを着脱出来るようにキャスタ・スタンドの角度と高さを改造して合わせました。

この後、塗装して完成です。



畦塗り機 標準3点リンク直装 ヒッチ加工畦塗り機のヒッチを、27馬力のトラクターに直装3点リンクで取り付くように加工しました。

PIC軸と3点の位置関係は適当で、ユニバーサル・ジョイントから異音が出ない程度の距離間です。

今回のヒッチ加工は、右側に相当重量がかかるため、3点間に補強をしっかり入れる必要がありました。



RA1450 均平板 修復 三角部分 自作イセキ・ロータリRA1450で、均平板(ロータリ・カバー)の両端の三角部分の自作です。

その前に、均平板そのものが変形していたので修復する必要がありました。

RA1450 三角部分 自作1.6㎜の鉄板を曲げて作ります。

径の大きい丸パイプに鉄板をアーク溶接で点付けしておいて、酸素アセチレン溶接でじわじわ熱して曲げました。

曲げ終わった後は、ディスク・グラインダで点付けしたところを擦り落とすだけです。

RA1450 フラップ 加工 自作フラップも取り付けます。

フラップは、日の本ロータリAS155の整地板に付いていたものを、酸素アセチレン溶接でこの均平板に合うように曲げました。

曲げ幅は適当です。

RA1450 フラップ(右側) 開く使用時に土圧でフラップが閉じてしまわないように、スプリングの位置をある程度考えて取り付けます。

他のロータリを参考にして加工作成しているので、スプリングの選定は適当です。

RA1450 フラップ(右側) 閉じる回転軸にボルトを使います。

塗装後にダブル・ナットにして緩まなようにします。

RA1450 均平板 修復 塗装後何となくのイセキ色に塗装します。

RA1450 フラップ 加工 自作 塗装後塗装するとそれらしくなりますね。

パッと見は、違和感ない仕上がりです。



UR316M 耕運爪 交換後ヤンマー・ロータリUR316で、耕運爪を交換したところです。

爪を取り付ける向きは、爪ホルダに6角穴がある側に爪の背が向くように取り付けます。

爪ボルトの取り付け向きは、爪ボルダに6角穴がある側からボルトを入れます。

UR316M 耕運爪 交換後 ベアリング・ケース側当たり前ですが、偏芯爪を含む両端の爪4本(左右2本ずつ)だけは例外で内向きに取り付きます。

TS151Z 使用100時間 耕運爪 磨耗具合ヒタチ・ロータリTS151Zですが、耕運爪の取り付け方は同じです。

左写真は、使用100時間の純正爪の磨耗具合です。

石が多い圃場ならもっと減ります。



GL321 オート・ジョイント ベアリング 破損クボタ・トラクタGL321で、Bヒッチ・オート・ジョイントのベアリング破損です。

ベアリング(6210LLU)を交換するだけの修理です。

完全に壊れるまでは気付き難いところですね。