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トラクター作業機修理

ブロード・キャスタのアジテータ交換(BC2000)



BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着タカキタ・ブロード・キャスタBC2000で、アジテータの交換です。

アジテータのロックが外れません。

まずは、センタ・ボルトを外します。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 錆びアジテータの軸回りを吐出し口(スピンナ上)から見てみると、やはり錆びて膠着しているようです。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ホッパ 取り外し後まずは、ホッパを外します。

トラスボルト(6角穴付き)とナットの組みを12組外すと、ホッパは取り外せます。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ホッパ底板 掃除ホッパ底板に残っている化成肥料をホウキで掃き出します。

現場なのでコンプレッサが無く、きれいな掃除は出来ません。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 オイル 注入アジテータのボルト穴からエンジン・オイルを注します。

回転軸とアジテータが錆びで完全にへばり付いているので、空気が抜けず全くオイルが入っていきません。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ハンマ 叩く ロック解除方向まずは、ロック解除方向にアジテータをハンマで叩きます。

ホッパ底板を叩かないように気を付けて、ひたすらアジテータの羽根部分を叩きます。



BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ロック 解除ロックは解除されましたが、これではまだ不十分です。

オイルが下まで浸透していないからです。

この状態で外せるかもしれませんが、無理をせずに確実な方法でいきます。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ハンマ 叩く ロック方向今度は、反対方向に叩いてロックさせます。

そして、再びロック解除方向に叩き、ロックを解除させます。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 ハンマ 叩く(軽く)時には叩く位置を変えて振動を与えます。

オイルが入っていくまで、これらを繰り返します。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 オイル 浸み込みやっとオイルが浸透してきたようです。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し 膠着 オイル 注入後アジテータのボルト穴からエンジン・オイルを入れ、すぐに浸み込んでいく事を確認出来たので、アジテータをロック解除位置にします。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 取り外し長いボルトを入れ、アジテータを外します。

ボルトを締め込むと、アジテータが真上に上がって外れるようになっています。

BC2000 アジテータ(粒剤用) 防塵カバー 取り外し後何とか外す事が出来て一安心です。



BC2000 アジテータ(粉剤用) センタ・ボルト左写真は、この後に取り付ける粉剤用のアジテータです。

BC2000 アジテータ 回転軸 錆び落とし後今回は、隙間からワイヤ・ブラシを入れ回転軸の錆びを擦って落としましたが、これはホッパ底板とシャッタを外して行ったほうがやり易い作業です。

この状態で粉剤用のアジテータを入れて、楽にロック出来るか確認します。

ある程度楽に回せる(ロックできる)ようになったので、ホッパを元の状態に戻します。

BC2000 アジテータ(粉剤用) 取り付け粉剤用アジテータを取り付けます。

BC2000 アジテータ(粉剤用) 取り付け後粉剤用アジテータをロック方向に回しロックし、センタ・ボルトを締め込み固定します。

吐出し口(スピンナ上)から、アジテータがちゃんとロックされているか確認します。