コンバインの自動制御装置

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方向自動制御
デバイダのすぐ後ろにセンサを取り付けて、デバイダ間を通過する稲の位置を感知して進行方向を自動制御する装置である。
直進時のみ、ステアリング・レバーを使わずして刈取作業が出来る。
刈取スライド
刈取部本体が左右にスライドして動く装置である。
モータ駆動でスライドさせ、中割刈取り時は右に一杯寄せ、通常刈り(左回り)は左に一杯寄せて刈取りする。
ゴム・クローラで、なるべく作物を踏まないようにするためのものである。

主に、2条刈りのコンバインで使われる。
扱ぎ深さ自動制御
刈取作業中、変化する作物の長さに応じて、自動で正しい扱ぎ位置(深さ)にして穀稈を脱穀部に送る装置である。
穂先搬送チェーンの上あたりに設けたセンサの位置を変えることで、扱ぎ深さの基準位置を変える事が出来る。

通常、作物が立っている時のみ自動制御で使用する。
刈取自動クラッチ
刈取部を一定の高さに上昇すると刈取部全てが自動で停止し、一定の高さまで下降させると刈取部全てが自動で作動する装置である。
刈り高さ自動制御
刈取部の最下位置(刈取る高さ)を、自動で任意の高さに保つ装置である。

ワン・タッチ・スイッチ付きのものは、スイッチ・ボタン一つで任意に設定した刈り高さまで刈取部が下降したり、最上位置まで上昇したりする。
自動車速制御
エンジンの負荷に応じて、刈取作業の走行速度を自動制御する装置である。
自動アクセル制御
主変速レバーや脱穀レバーを入れると、自動的にエンジンを任意に設定した回転数に上げる装置である。
自動脱穀制御
揺動板の籾の量や刈取作業の走行速度の変化に応じて、チャフの開度とトウミの風力を自動で調節する装置である。
自動水平制御
機体が傾くと自動で水平状態にする装置である。
左右だけのものと、それに加えて前後にも機体が動いて制御出来るものがある。

「湿田」モードは、前後の水平制御がより敏感になる。
アンローダ自動旋回制御
スイッチ・ボタン一つで、任意に設定した位置まで自動でアンローダが上昇、旋回し、そして再びスイッチ・ボタンを押すと自動で格納する装置である。
リモコン操作で上昇、旋回、籾排出が出来るコンバインもある。

一般に、スイッチ・ボタンを押さないと動作完了まで停止しないため、狭い倉庫や回りに何も無いことを確認してからボタンを押す。
2番詰まり警報
2番スロワ、スクリュなどに回転センサを取り付け、2番の詰まりを感知し、メータ・パネルで表示して警報を鳴らす装置である。
排ワラ部緊急停止
フィード・チェーンと排ワラ・チェーンの間あたりにスイッチ・センサを取り付け、この部分での詰まりを感知し、エンジンを停止させる装置である。