農業機械に使われる電装品の回路図とその作動 |
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下記回路図例におけるバッテリとIGスイッチ(キー・シリンダ)間は、フュージブル・リンク、セル・モータB端子を経由するが、これを省略。 |
ヘッド・ランプの回路図![]() |
農業機械に使われるヘッド・ランプは、すれ違いビーム(下方照射)とハイ・ビーム(遠方照射)のみの切替で、パッシング機能がないものが多い。 ヘッド・ランプに使用される電球(ランプ・バルブ)は、1つのバルブ内にすれ違いビーム用とハイ・ビーム用でフィラメントを2つ設け、フィラメントの発光を反射鏡に反射させて照らしている。 現在、ランプ・バルブの種類はハロゲンからHID、LEDまで数多くある。 ヘッド・ランプの作動…左図例 ヘッド・ランプ・スイッチからは、LOWとHIそれぞれ並列接続で左右のランプへ配線されている。
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方向指示器の回路図例![]() |
コンデンサ式フラッシャは、電流型(左図例)と電圧型がある。農業機械には、主に電流型が使われる。
コンデンサ式フラッシャ電流型の作動…左図例
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ホーンの回路図例![]() |
ホーンには、エア式と電気式があり、電気式は渦巻型と平型に分かれる。 農業機械は、主に電気式平型ホーンが使われ、電磁石により金属製のダイヤフラムを振動させ音を出す仕組みになっている。 自動車は、低音用と高音用のホーンを同時に鳴らして音質を良くするもの多いが、農業機械では一般にホーンは一つ設けているだけである。 ホーンの作動…左図例 ホーンには、リレーを使って鳴らすものがあるが、農業機械ではホーンは一つで小型なため、少ない電流で済むので直接ホーン・スイッチでOn/Offする。 ホーン・ボタンを押すと、バッテリからの電流がホーンに流れるので、ホーン内のダイヤフラムが振動して音を発生する。 ホーンの配線は、1本線と2本線のものとがあるが、1本線のものは、+線側(その1本線)にホーン・スイッチを設け、ホーンから車両ボディへアースさせる仕組みになっている。 |
燃料ゲージの回路図例![]() |
燃料ゲージは、燃料タンク内の燃料の量を示すもので、レシーバ・ユニット部(受信、指示部)と、センダ・ユニット部(検出、送信部)に分かれて構成されている。 レシーバ・ユニット部とセンダ・ユニット部は、主に次のように分かれる。
コイル-抵抗式の作動…上図例 レシーバ・ユニットは、L1とL2コイルの巻かれた2個の鉄心が直角に配置され、その2個の鉄心の合成磁力が働く位置に指針の付いた可動鉄片が動く。 センダ・ユニットは、燃料の液面に浮いているフロートが上下することにより、連動されたコンタクト・アームが動くので抵抗値が変化する。所謂、可変抵抗器である。
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燃料残量警告の回路図例![]() |
燃料残量警告は、一般に感知センサとしてサーミスタを使用している。この方式は、悪路などで燃料の液面が振動しても動作遅れが大きいので誤作動がない。 燃料残量警告の作動…左図例 サーミスタとは、温度変化により抵抗値が変化する半導体抵抗素子。
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水温計の回路図例![]() |
水温計は、エンジン冷却水の温度を表示するもので、レシーバ・ユニット部(受信、指示部)、センダ・ユニット部(検出、送信部)に分かれて構成されている。 レシーバ・ユニット部とセンダ・ユニット部は、主に次のように分かれる。
コイル―抵抗式の作動…左図例 レシーバ・ユニットは、L1とL2コイルの巻かれた2個の鉄心が直角に配置され、その2個の鉄心の合成磁力が働く位置に指針の付いた可動鉄片が動く。 サーミスタとは、温度変化により抵抗値が変化する半導体抵抗素子。
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回転計の回路図例![]() |
回転計(エンジン・タコメータなど)は、磁石回転式、発電機式、パルス式などがある。 農業機械では、磁石回転式または発電機式がよく使われる。 また、表示パネルにはアナログ・メータとデジタル・メータがあり、回転計、速度計などに使われる方式は主に次のように分かれる。
電気式の回転検知は、フレキシブル・ワイヤ、または回転センサのどちらかの方式が使われるが、フレキシブル・ワイヤの場合は、表示パネル裏でパルス信号に置き換えられる。 パルス式は自動車のガソリン・エンジン専用で、フレキシブル・ワイヤや回転センサを必要とせず、エンジンの回転速度をディストリビュータから信号を得ている。。 磁石回転式の作動 エンジンの回転は、エンジン内の回転するドリブン・ギヤがフレキシルブル・ワイヤ(回転ワイヤ)を介して、表示パネル裏の回転軸付きマグネットを回転させ、ロータに車速に応じた回転力を発生させる。 ロータのトルクはマグネットの回転速度であるので、エンジン回転に比例して増加し、ヘア・スプリングで制御してその動きを指針に伝える。 |
| 発電機式の作動…上図例 発電機式は、タコメータ部とジェネレータ部から構成されている。 タコメータ部は、可動コイル型の電圧部とダイオードでの整流回路で構成されていて、ジェネレータ部は、所謂、交流発電機である。 エンジンの回転は、エンジン内の回転するドリブン・ギヤがフレキシルブル・ワイヤ(回転ワイヤ)を介して、ジェネレータ部のマグネットであるロータを回転させるので、ステータ・コイルには、ロータの回転速度に比例した電圧が発生する。 発生した交流電圧は、4個のダイオードで全波整流(直流電圧に変換)されて、可動コイル型のメータ部に電圧が掛かり指針が振れる。 指針の振れは、ジェネレータの発生電圧が高くなる程振れ、その発生電圧はエンジンの回転速度に比例して高くなることから、目盛を回転数で表示することによりエンジン回転数が分かる。 |
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油圧計の回路図例![]() |
油圧計は、主にエンジンなどの潤滑油の油圧を知らせるもので、レシーバ・ユニット部(受信、指示部)と、センダ・ユニット部(検出、送信部)に分かれて構成されている。 レシーバ・ユニット部とセンダ・ユニット部は、主に次のように分かれる。
バイメタル-バイメタル式の作動…左図例 エンジン始動前は、センダ・ユニットの作動接点は開いた状態である。
※バイメタルとは、熱膨張係数の大きく異なる2種類の金属板を張り合わせたもので、一端を固定して熱を加えると他端が湾曲する。 |
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| 作成日:2008/3 |