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バッテリは、車両に必要な電気を充電、放電できるもので、DC12Vの鉛バッテリが使われる。 農業機械に使われるバッテリは自動車やバイクなどと同じで、バッテリは以下の役割がある。
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![]() アトラスバッテリ |
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バッテリ形式の例
端子の位置は、右図のように+端子側を縦面からみて右にあるものがRで、左にあるものがLである。 バッテリの規格表へ |
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構造 バッテリは陽極板、陰極板、セパレータ、電槽、+端子、−端子、液口栓、ふた、極柱、電解液からなり、6槽(6セル)に分かれた電槽にふたをし、1セル約2.1Vで6セル合わせて(直列接続)12V(12.6V)になる。 従って、液口栓は6個存在することになる。 容量 バッテリの容量は、完全充電状態から取り出せる電気量で表される。 バッテリは端子電圧が0Vになるまで放電すると、寿命自体が無くなってしまうので、一般には、放電されてから一定の電圧になるまでの放電時間と、平均放電電流の積で表される。 例えば、10Aの放電電流で5時間放電できるのなら、容量は10A×5hで50Ahとなる。 しかし、バッテリ容量は放電条件によって大きく影響されるので、表示されてる容量と違うことがある。同じバッテリにおいては温度が低い程、放電電流が大きい程容量は小さくなる。このため、この容量を表すためには時間率(放電率)と放電電流条件を示す必要がある。時間率は現在5時間率で表示することになっている。 |
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電解液 電解液は純度の高い無色で無臭の希硫酸が使われ、液量は最高液面線と最低液面線の間にあれば正常である。 電解液の比重は、バッテリが完全充電状態において、温度20℃を基準として熱帯地で1.240、温帯地で1.260、寒冷地で1.280の3種類を用い、日本では、1.280もしくは1.260を標準としている。 希硫酸の比重は温度が高いと小さくなり、温度が低いと大きくなる。したがって、標準温度の20℃に換算する必要がある。 電解液比重は、温度1℃の変化に対し0.0007変化するので、当温度t℃における比重を20℃に換算すると次式になる。 S20=St+ 0.0007(t-20) S20:20℃に換算した比重、St:t℃における実測比重、t:測定時の液温(℃) 比重計で電解液を吸わせて測定した値が、約1.200(20℃)以下になったら補充電が必要である。また、完全充電状態なら−30℃以下にならないと氷結しないが、放電状態では比重低下に比例して氷結温度が上がるので、寒冷地などでは、なるべく完全充電状態を保つようにする。 一度電解液が氷結すると陽極板の作用物質が崩壊し、再使用ができなくなる。 電解液である希硫酸は、硫酸なので皮膚や衣服についたときは直ぐに多量の水で洗い、目などに入った場合は医師の治療を受けるようにする。 |
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端子 バッテリ端子は、テーパ式と小型バッテリ(Aタイプ)のボルト・ナット式がある。 テーパ式は、+と−を逆接続できないように+端子と−端子の寸法が違っている。 |
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種類
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■端子の手入れ 鉛バッテリーは使用時間は長くなると、特に+端子が腐食したり白い粉が付着したりしてくる。 白い粉はぬるま湯で洗う、もしくはワイヤー・ブラシ、サンド・ペーパーで磨いて落とす。そして、腐食防止目的で端子にグリースを塗布してから、端子(ターミナル)ケーブルをはめ込みしっかりナットを締め固定する。端子ケーブルは、ナットの腐食などでしっかり固定できない場合は交換する。
バッテリ端子ケーブルの取り外しは、必ず−端子から外し、取り付けは必ず+端子から取り付ける。 逆に、+から外したり+を最後に取り付けた場合は、工具がボディに接触してスパークする可能性があり危険なため。 ■ブースタ・ケーブルの接続順番
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| ■補充電と補水の仕方、寿命について 補充電は定電流充電法(普通充電)と、急速充電法の2種類ある。 補充電は比重が約1.200(20℃)以下となったら行う。 またメンテナンス・フリー・バッテリでインジゲータ付のものは、バッテリ上部のインジケータで充電状態の良否を判断する。緑色は良好、黒色は要充電、白色は要バッテリ交換である。 電解液は最高液面線と最低液面線の間にあれば正常だが、少ない場合は蒸留水(精製水)を最高液面線まで補水し、その後すぐに使用しない場合はなるべく補充電する。 液口栓は、内部から発生するガスを通気させる穴(通気孔)が開いていてる。また、一部小型バッテリ(キャップ式)を除き、全て正ネジなので左回しで外す。 鉛バッテリは、自動車のようにほぼ毎日乗るものは毎日オルタネータで充電されるが、その分電力を使うので寿命は約2〜3年である。中には運良く5年くらい使えてしまうこともあるが、例外なので期待はしないこと。 農業機械に使われるバッテリは時期ものなので、年に数回しか使わず保管期間が長くすぐに放電してしまう。それを防ぐためには、−端子ケーブルを外しておき、月に1回程度でよいので補充電する必要がある。完全放電のバッテリを放置すると、サルフェーションで元に戻らなくなるので注意する。 逆に自動車と比べ、保管時にしっかり補充電をしていれば約3〜4年使えるのでメンテナンスは大事である。 定電流充電法(普通充電)の注意、留意する事
急速充電法の注意、留意する事
再生バッテリ |
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| 形 式 | 容量 5時間率 (Ah) |
長さ (mm) |
箱高さ (mm) |
幅 (mm) |
総高さ (mm) |
充電 受入れ性 (A) |
(参考)実力標準値 | |
| リザーブ・ キャパシティ (分) |
コールド・ クランキング電流 (A) |
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| 26A17R(L) | 21 | 167 | 162 | 127 | 182 | 2.6 | 35 | 225 |
| 30A19R(L) | 22 | 187 | 162 | 127 | 182 | 3.0 | 35 | 250 |
| 40B19R(L) | 28 | 187 | 203 | 127 | 227 | 3.5 | 52 | 332 |
| 46B24R(L) | 36 | 238 | 203 | 129 | 227 | 4.5 | 71 | 325 |
| 55B24R(L) | 36 | 238 | 203 | 129 | 227 | 4.5 | 79 | 433 |
| 65D26R(L) | 52 | 260 | 204 | 173 | 227 | 6.5 | 113 | 413 |
| 75D31R(L) | 60 | 306 | 204 | 173 | 227 | 6.5 | 137 | 447 |
| 95E41R(L) | 80 | 410 | 213 | 176 | 233 | 10.0 | 182 | 512 |
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