草刈機

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草刈機とはエンジンの回転力で刃を回転させ草を刈る機械で、排気量20~35ccくらいの2サイクル・エンジンまたは、4サイクル・エンジンが使われ、主に9インチ(230mm)または10インチ(255mm)の刈刃が多く使われている。他、背負い式の草刈機もある。

   草刈機の故障診断

草刈機





分解における知識など

  • 刃は、頭部13mmの左ネジナットまたはボルト(8mm、ピッチ1.25mm)で留めてある。
  • 草刈刃 交換 回転軸 固定刃の取替えに関して、六角レンチなどの工具をカッタ軸固定の穴から当たるところまで入れ、軽く刃を手で回すと六角レンチが更に入り、カッタ軸が固定されるので、左ナットとの共回りをせず回すことができる。
  • ヘッド(ギヤ・ケース)にグリスを注入する場合、頭部10mmのボルト(6mm、ピッチ1mm)を外して注入するが、エアが抜けずなかなか入らないので、ヘッドを外して注入すると入れやすい。定期的にグリスを注入しないとヘッドの寿命が短くなる。
  • ヘッド部のギヤ破損の場合は、必ず両方のギヤとカッタ軸をセットで交換する。 ヘッド部のベアリング、カッタ軸はスナップ・リングで止めてある。したがって、オーバ・ホールには軸用(カッタ軸)、穴用(ベアリング)両方のスナップ・リングを外す工具がいる。
  • スロットル・ワイヤはスロットル・レバーを最低回転位置にして、スロットル・ワイヤ末端を引けばフリーになり外せる。またキャブレータ側においてダイヤフラム式は、この状態でスロットル・バルブを指で回せば、スロットル・ワイヤがフリーになり外せる。フロート式(2サイクル・エンジン)は、スロットル・ワイヤがスロットル・バルブのキャップを介してスロットル・バルブに引掛けてあるので、キャップを回して外す。
  • ダイヤフラム式キャブレータで運転する草刈機の燃料フィルタは、一般に燃料タンク内とキャブレータ内の2つある。

☆草刈機ヘッド部に注し易いスプレ・タイプ!
呉工業 モリブデングリース スプレーモリブデン・グリース 430ml
高温と極圧に優れたリチウム系グリース
ウレア・グリース 430ml
長寿命潤滑のウレア系グリース
ヘッドの構造




遠心クラッチ

エンジンが高回転になるとクラッチ・シューが遠心力で開き、ドラムの内側を押え回転力が伝わる。そして、ドラムからシャフトを介してヘッドで力の向きを変え、刈刃へ動力を伝えてる。
  • 左図でクラッチ・シューの外側の太線の部分が摩擦を受けるので、使い込めばここが擦り減る。
  • スプリングは2つのものもある。
  • 組み付けに関して、シャフト・スプラインに付着しているグリスを、クラッチ・シューや、ドラム内側の面に付着させないように組む。


NGKスパーク・プラグB6MA2サイクル・エンジン 草刈機用スパーク・プラグ
  NGK  BM6A BM7A BPM6A BPM7A BPMR7A など
4サイクル・エンジン 草刈機用スパーク・プラグ
  NGK  CMR6A など



草刈機の故障診断


症状 原因 対処
刃が回らない ①クラッチ・シューの磨耗
②ギヤ・ケースのベベル・ギヤまたは、ベアリング磨耗、破損
③シャフトのスプライン磨耗
①交換
②交換
③交換
ガラガラ音がする ①ギヤ・ケースのベベル・ギヤまたは、ベアリング磨耗、破損
②シャフトのスプライン磨耗
①交換
②交換
高回転で刃が振れる ①チップソーのチップがいくつか取れてる
②刈刃が確実に取付けられていない
①刃の交換
②確実に取付ける
リコイル・スターターの紐が引けない ①エンジンの焼付き
②リコイル・スタータの紐の絡まり
①エンジンのオーバ・ホール
②巻き直し、交換
スロットル・レバーが動かない ①スロットル・ワイヤの膠着
②キャブレータのスロットル・バルブ膠着
①交換
②キャブレータ掃除
エンジンが始動しない、調子が悪い、
始動方法…
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作成日:2007/8