エンジン・ポンプ

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エンジン・ポンプとは、エンジンの回転力によってポンプのインペラを回転させて吸水口に負圧を発生させることにより、水を吸い上げ吐き出すことが出来る機械である。

吸排水とも口径は同じだが、よく使われるものは1~4吋である。

エンジン・ポンプの故障診断


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ポンプ、噴霧機1 / ポンプ、噴霧機2
ガソリン・エンジン1 / ガソリン・エンジン2 / ガソリン・エンジン3 / ガソリン・エンジン4 / ガソリン・エンジン5


◎ポンプの使用方法と特徴



ポンプの使用方法



ポンプエンジン・ポンプは所定の手順で使用しないと、水を吸い上げないだけでなく故障の原因になる。

エンジンを始動し吸水する時は、ポンプ・ケースに必ず呼び水を一杯まで入れる。


呼び水が無い空運転は吸水出来ないだけでなく、メカニカル・シールが傷むなどして水漏れ故障に繋がる。


したがって、エンジンを調整する時も同様でポンプ・ケースに水を入れてから行う。


吸水ホースの接続は、必ず専用のパッキンを入れ確実に取り付ける。

接続が緩かったり、パッキンに亀裂が入っていたりすると、空気が入り吸水出来なくなる。

ポンプの特徴



◎エンジン・ポンプの故障診断



症状 原因 対処
吸水出来ない ①空運転(呼び水が入っていない)
②吸水フィルタの詰まり
インペラの磨耗
④吸水ホースが長すぎる(揚水能力を超えている)
⑤吸水ホースの接続不良(エア混入)
⑥ポンプの水漏れ
①呼び水を一杯入れる
②掃除
③交換
④短くする
⑤パッキンを確認、しっかり接続し直す
⑥出力軸から漏れる場合はメカニカル・シール交換、ポンプ・ケースつなぎ目から漏れる場合はボルトの増締め、もしくはOリング交換
ポンプから水が漏れる メカニカル・シールの磨耗
②Oリングの磨耗、亀裂
①交換
②交換
リコイル・スタータの紐が引けない ①ポンプ・ケース内に小石などが入り、インペラに引っ掛かる
②エンジンの焼付き
③リコイル・スタータの紐の絡まり
①掃除
②エンジンのオーバ・ホール
③紐の巻き直し、交換
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作成日:2008/8