エンジン・ポンプ 農業機械の簡単メンテナンスTOPへ戻る

エンジン・ポンプとはエンジンの回転力によって水を吸い上げ、吐き出すことが出来るもので、1~4吋くらいのポンプがよく使われる。

   エンジン・ポンプの故障診断

ポンプ

使用注意点、他分解などの知識

 
  • 吸水とは関係なくエンジンを始動する時は、必ずポンプに水を入れてから始動する。(メカニカル・シールが傷むため)
  • エンジンを始動し吸水する時は、必ず予備水を一杯まで入れる。(予備水が少ないと吸水出来ない)
  • 排水口の向きは4面どの向きにも変える事が出来る。
  • インペラは右ネジのものと左ネジのものがある。
  • インペラを外す時はエンジンのシリンダ・ヘッドを外し、ピストンを下死点にしてストローク分の長さの木片をシリンダ内に入れて、再びシリンダ・ヘッドを取付ける。これで、クランク・シャフトは固定されインペラを工具で回し外す事が出来る。
  • ポンプ単体のものでエンジンまたは、モーター駆動する場合は、回転方向を間違えないようにし、規定の回転数(プーリ―の組み合わせで決まる)に合わせる。
  • 吸水ジョイントにサクション・ホースをはめる時は、サクション・ホースを弱火で炙り、吸水ジョイントに#30オイルを付けてから入れると楽に入る。


エンジン・ポンプの故障診断


症状 原因 対処
予備水が一杯入ってるのに吸水出来ない ①フィルターの詰まり
②インペラの磨耗
③サクション・ホース(吸水ホース)が長すぎる…規定能力内で
④ポンプの水漏れ
①掃除
②交換
③短くする
④出力軸から漏れる場合はメカニカル・シール交換、ポンプ・ケースつなぎ目から漏れる場合はボルトの増締め、もしくはOリング交換
リコイル・スターターの紐が引けない ①ポンプ内に小石などが入り、インペラに引っかかる
② エンジンの焼付き
③リコイル・スターターの紐の絡まり
①掃除
②エンジンのオーバー・ホール
③紐の巻き直し、交換
ポンプから水が漏れる ①メカニカル・シールの磨耗
②Oリングの磨耗、亀裂
①交換
②交換
エンジンが始動しない、調子が悪い、始動方法… 4サイクル・エンジンの始動、故障診断とその対処のページへ
2サイクル・エンジンの始動、故障診断とその対処のページへ