| 作業機★普通ロータリ★ | 農業機械の簡単メンテナンスTOPへ戻る |
普通ロータリは、トラクターの3点リンク装置を使ってトラクター後部に取り付き、PTO軸から動力を取り出し多数のなた爪が取り付いてる耕運軸を回転させ、その回転するなた爪によって田圃や畑の土を反転、砕土、整地する機械の一つであり一番良く使われる作業機である。 普通ロータリは、チェーン・ケースが左にあるサイド・ドライブ・ロータリとチェーン・ケースが真ん中にあるセンタ・ドライブ・ロータリがある。 また、フロント・カバーが回胴する回胴式と固定したままの固定式があり、耕運軸は正転(ダウン・カット)と逆転(アップ・カット)両方回転できるものが多い。 サイド・ドライブ・ロータリの特徴
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通常使用方法(アタッチメントなし)…自動耕深装置(デプス)使用
保守方法
着脱の仕方…日農工特殊3P-Bオート・ヒッチ(クボタ用)にて他の作業機への変更 着脱は水平な場所であること、回りに人がいないこと、近くに何もなく作業できる十分な広さがあることを確認する。 ■外し方
同様に、ユニバーサル・ジョイントを取り付けるときもロータリが着いている状態で、必ずロータリを床まで下げた状態でエンジンを切ってから着ける。 ■着け方
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構造 トラクターからの動力は、PTOシャフトからユニバーサル・ジョイントを介して、ベベル・ギヤ・ケースのピニオン・シャフトへ伝達される。そして、ベベル・ギヤ・ケース内でピニオン・シャフトに連結されたベベル・ギヤから、それに噛み合うベベル・ギヤ、それに連結されたシャフトを介してチェーン・ケースの駆動スプロケットへ伝達される。 |
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| 右図のようにチェーン・ケース内は、一般に駆動スプロケットと受動スプロケットはチェーンで繋がっていて、チェーンはチェーン張によって張られている。チェーン張は片側だけのものと、両側に設けたものとがある。 したがって、駆動スプロケットが回転すると、耕運軸に連結された受動スプロケットも回転するので耕運作業が可能になる。 チェーン・ケース内はギヤ・オイルで潤滑され一般には1~2ℓ程入ってなければいけない。また、ベベル・ギヤ・ケース内も同じギヤ・オイルで潤滑され同様に1~2ℓ程入ってなければいけない。また、ベベル・ギヤ・ケースとチェーン・ケースが繋がっていて、ギヤ・オイルの注入場所を1ヵ所にしたものもあるが、このタイプは4~6ℓ程入っている。 ギヤ・オイルは共に#80~90が使われ、それぞれドレン・ボルトが必ずあるので、完全に古い油を抜いたうえで、パッキンを忘れず入れてから確実にドレン・ボルトを締め付け、各機種指定の量を入れるようにする。 ドレン・ボルトは、一般にチェーン・ケースは下部、ベベル・ギヤ・ケースはピニオン・シャフト下辺りにある。チェーン・ケースなどは、検油のためのボルトがケース中心よりやや下に設けてあり、そのボルト穴からギヤ・オイルが溢れてくる程度の量が適量である。 チェーン・ケースはカバーで蓋をしてるタイプと、ケース一体タイプがあり、カバーで蓋をしてるタイプは、Oリングやパッキンなどを挟み、ギヤ・オイルが漏れないようになっている。どちらのタイプのチェーン・ケースも、下部はプロテクターを取り付けて保護している。 耕運軸にボルトなどで連結された耕運軸継手は、シャフトにオイル・シール、ベアリングが順番に取り付いている。そして、耕運軸継手のシャフトのスプライン部に受動スプロケットが取り付きロック・ナット、もしくはスナップ・リングなどで固定されている。 チェーン・ケースからのオイル漏れは、この耕運軸継手のシャフトに取り付けられているオイル・シールの磨耗から起こることが殆どである。 したがって、オイル・シールを交換することでオイル漏れは直る。また、このときベアリングも同時に交換しておく。 ベアリング・ケースはチェーン・ケースとは反対側に位置し、チェーン・ケースと共に耕運軸を支えている重要な部分である。 ベアリング・ケース内はギヤ・オイルではなく、グリースが注入されていて、シャフトには同様にオイル・シール、ベアリングが順番に取り付き、ロック・ナットまたはスナップ・リングなどで固定されている。 軸受部のシャフトは、耕運軸にボルトなどで連結された耕運軸継手を使っているものと、耕運軸にシャフト部を直接旋盤加工して設けているものの2種類ある。 ベアリング・ケースはカバーで蓋をしてるタイプと、ケース一体タイプがあり、カバーで蓋をしてるタイプは、Oリングやパッキンなどを挟んで固定されていて、ケース一体タイプはプラグなどで蓋をして、外部から泥水などの混入を防いでいる。 どちらのタイプのベアリング・ケースも、保護カバーがあるものと無いものがある。 |
![]() チェーン・ケースの例 |
![]() ベアリング・ケースの例 |
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過去の記載→第7回:ロータリの油漏れ修理について 第11回:ロータリの耕運軸受ベアリング交換修理について |
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普通ロータリに使われる耕運爪は、主に右図のような「なた爪」が使われ、なた爪には、強度や反転性を増したイーグル爪、ゼット爪、タイガー爪などがあり、普通のなた爪より高価だが2倍程長持ちする。 他、普通爪、L型爪、花型爪などがある。 なた爪は刃縁の方から土に切り込み、刃先が最後に土から離れるため、ワラや草などの絡みつきは比較的少なく、反転性が良い。 普通爪は尖った刃先から打ち込むように土に切り込み、硬い圃場の砕土用などに使われる。 なた爪と普通爪では、回転方向に対して取付方向が逆となる。 ■耕運爪の交換時期 耕運爪は使用するにつれて磨耗したり破損したりする。 耕運爪の幅の約半分程度磨耗してきたら交換する 耕運爪はロータリによって大きさ(号)があるので決まったものを取り付ける。
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| ■耕運爪の取付について 普通ロータリは、一般に右図のように1個のホルダになた爪1本をボルト、ナット1セットを使い取り付けてある。また、ボルト、ナットの他に凹凸ホルダに専用爪を使い、落下防止でピンを使ってるものもある。 ロータリを後方から見て右図のように、ホルダの右側に六角穴(ボルト穴)がある場合は、なた爪の外面を六角穴側に向けて取り付ける。また、ホルダの左側に六角穴(ボルト穴)がある場合も同様に、なた爪の外面が六角穴側に向くように取り付ける。 ホルダRはなた爪R、ホルダLはなた爪Lを取り付けるということである。 ホルダR、L共に、ホルダ六角穴にボルトを挿入し、反対側でスプリングを入れナットをしっかり締め込む。耕運軸の両端にはなた爪左右1本づつと、偏心爪左右1本づつが取り付くが、この両端のホルダに限り例外で六角穴にはナットが入り、ボルトをスプリングを入れ締め込む。 一般に普通ロータリでは頭部17mmのボルト、ナットが使われ、他大きいものは頭部19mmのボルト、ナットが使われる。 |
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畦立器 畦立器は、ロータリのアタッチメントの一つで、苗床作りのための畦(畝)作り、排水のための溝作りなど様々な用途があり現在もっとも多く使用されている。 畦立器は多くの規格があるので、用途に合わせてもっとも適当なものを選ぶ。 以下に述べるものは、ロータリの後部真ん中に取り付ける両畦立てタイプのものである。 |
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| ■取付について 取付は水平な場所であること、回りに人がいないこと、近くに何もなく作業できる十分な広さがあることを確認する。
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使用について
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